こんにちは。
名古屋・春日井(勝川・高蔵寺)Enter Link English代表の村瀬理恵子です。
今回のトラベル英会話は、少し趣向を変えて「アメリカ英語VSイギリス英語」、2つの違いについて学んでいきたいと思います。
そもそも、英語とはどこが発祥の国でしょうか。
そうです、イギリスですね。
アメリカがイギリスの植民地だった頃、イギリス人がアメリカに英語を広めたことで、アメリカでも英語が話されるようになりました。
その後、世界をリードする大国となったアメリカは独自に英語を発展させていき、イギリスはイギリスで発展していったことでアメリカ英語、イギリス英語が生まれることになります。
そのため、発音や単語の意味、スペルに少しずつ違いが出てきます。
海外旅行で「通じない、どうしよう…」と困ったりした経験はありませんか。
アメリカ英語、イギリス英語の違いが関係していたのかもしれませんよ。
そこで、今回は両国の英語の違いを学びながら、語彙力も増やしていきましょう。
アメリカ英語orイギリス英語
<Expression>
まずは単語の違いについてみていきましょう。
1.Could you get me a taxi?(タクシーを呼んでいただけませんか。)
“taxi”はアメリカ英語でしょうか、それともイギリス英語でしょうか。
「タクシー」
アメリカ英語で“cab”
“yellow cab”って言いますよね。
イギリス英語で“taxi”
このように、これから出てくる表現についても、ぜひご自分で考えながら楽しんでみてください。
2.I want to take a underground for London.(私はロンドン行きの地下鉄に乗りたいです。)
「地下鉄」
アメリカ英語で“subway”
イギリス英語で“underground”“tube”
3.Would you like to go downtown?(繁華街にいくのはいかがですか。)
「繁華街」
アメリカ英語で“downtown”
イギリス英語で“city centre”
4.Where is a drug store?(薬局はどこですか。)
「薬局」
アメリカ英語で“drug store”“pharmacy”
イギリス英語で“chemist”
5.Do you know a good mall around here?(このあたりのよいショッピングセンターを知っていますか。)
「ショッピングセンター」
アメリカ英語で“shopping center”
イギリス英語で“mall”
6.Do you have other sizes of these trousers?(このズボンの他のサイズはありますか。)
「ズボン」
アメリカ英語で“pants”
イギリス英語で“trousers”
“s”がないとズボンの片方だけになってしまうので、“s”を忘れずに。
また、「下着」のことを
アメリカ英語では“underwear”
イギリス英語では“pants”
と言うため、少し注意が必要ですね。
7.Can I get a small size of chips?(Sサイズのフライドポテトをもらえますか。)
「フライドポテト」
アメリカ英語で“french fries”
イギリス英語で“chips”
“fish & chips”って言いますよね。
ただ、「ポテトチップス」になると
アメリカ英語では“potato chips”
イギリス英語では“crisps”
と言います。
8.Are you in line?(並んでいますか。)
「列」
アメリカ英語で“line”
イギリス英語で“queue”
9.There is a front desk in the ground floor.(1階にフロントがあります。)
「1階、2階、3階」
アメリカ英語で“first floor”、“second floor”、“third floor”
イギリス英語で“ground floor”、“first floor”、“second floor”
10.Are you on vacation?(休暇ですか。)
「休暇」
アメリカ英語で“vacation”
イギリス英語で“holiday”
その他にも…
「セーター」
“sweater”(アメリカ英語)/“jumper”(イギリス英語)
「トイレ」
“restroom”/“toilet”“lavatory”
「駐車場」
“parking lot”/“car park”
「紙幣」
“bill”/“note”
「勘定」
“check”/“bill”
「エレベーター」
“elevator”/“lift”
「手荷物」
“baggage”/“luggage”
などの違いがあります。
ここで取り上げた以外にも様々ございますので、これを機にご自身で調べてみても面白いと思います。
<Spelling&Pronunciation>
次はスペル&発音の違いについてです。
「中央、センター」
“center”(アメリカ英語)/“centre”(イギリス英語)
「映画館、劇場」
“theater”/“theatre”
「色」
“color”/“colour”
「お気に入りの」
“favorite”/“favourite”
「飛行機」
“airplane”/“aeroplane”
スペルについては、アメリカ人が間違えて覚えたのではないかという諸説もあります。
こう見てみると、私たち日本人は「アメリカ英語」を学んできたということがわかりますね。
発音については、「イギリス英語」は“t”の音を強くしっかり発音します。
また、“r”と“l”の発音に区別がないのも特徴です。
そのため、アメリカ英語よりもはっきりとして聞き取りやすく、発音もしやすいと思います。
皆さんはどちらがお好みでしょうか。
英語で大切なのは「通じること」
その国の言葉を知ることで、文化や歴史的背景も見えてきたりして面白いですし、通じることも増えてきます。
ぜひそんなところも楽しみながら言葉を覚えていってくださいね。
以上「アメリカ英語VSイギリス英語」でした。
Thank you for reading to the end:)
お知らせ
次回のトラベル英会話は、
6月4日(土)11:30-12:40、名駅会場にて開講いたします。
ご興味のある方はぜひいらしてくださいね。
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ありがとうございます。
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7月5日「シンプルなのに、大人な英会話に変身!必見フレーズ編」
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投稿者プロフィール
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テストが赤点だったことがありながらも、20年以上の英語学習経験の中で、英会話で重要なのは「中学レベルの英語」だということを確信して英語アレルギーを克服。
自身の学習体験・大手英会話スクールでの実績・中学校での英語指導経験を活かし2015年「英会話コミュニティー Enter Link English」を立ち上げる。
現在は株式会社えいかつを設立。
子ども英会話Queen’s Marry English名古屋会場や、セブ島留学斡旋サービス、オンライン英会話などを通して、ベイビーからシニアまで、英語を学び続けられる環境を提供している。
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